仕事をする国や作業場所、時間に捕らわれないことが魅力のフリーランサーやノマドワーカー。
最近カフェに行くと、パソコンを開いて仕事をしている人をよく目にする。
私もフリーランサー兼ノマドワーカーとして、いろいろな場所を利用して仕事をしてきた。カフェ、図書館、友人のオフィス、コワーキングスペース、公園…。
その中で、実際家で本格的に仕事をするようになり、作業効率と生活の自由度がぐんと上がったと感じている。
今回は家で仕事をすることにどれだけのメリットがあるかを考えてみた。

フリーランサー・ノマドモデルの日常
「モデルって撮影とかオーディションとかない時何やってるの~?」
モデルそれぞれだけど、私の場合はモデル業の延長線で、制作やコンサルタントとして企業のブランディングやマーケティングをお手伝いさせてもらっているから、パソコンにかじりついている日も多い。
しかもフリーランスモデルだからマーケティングやクライアントとのやり取りも重要。ソーシャルメディア等で常に情報発信もしないといけない。
もともと一人で家にこもっているのはとても苦手だったけど、素敵なスタジオアパートを借りて家の中の環境を整えることで、自分にとって最強のオフィスを作り出してしまった。
今では家が天国のように感じる。
ということでみんなが朝からオフィスで仕事をするように、私は家で仕事をしている。この記事を書いているのも自分の部屋の中。
フリーランサー・ノマドワーカー 家で仕事をするメリット
・無駄な時間が少ない
職場に着くまでにかかっている時間を一度考えてみてほしい。
私の場合だと、起きて、歯磨きして、シャワー浴びて、服選んで、髪の毛乾かして、化粧して、食べる時間を含まなくても1時間程かかる。
そこから通勤(私の場合はカフェか友人のオフィス)するためにタクシーを呼んで、渋滞に巻き込まれてまた30分程かかる。カフェに着いた時点で既に少し疲れている。
帰る時も一緒。職場が近くない限り、ホーチミンに住んでいる人だと、身支度して職場のみんなに挨拶して、タクシー待ってってしてたら結局ドア to ドアは最低でも30分はかかっているはず。
ここで既に毎日2時間ロスしていることになる。これ5日繰り返したら1週間で既に10時間無駄にしている。恐ろしい。
ネットフリックスのエピソード12本ぐらい見れてしまう。
家で仕事するんだったら極端な話、起きた瞬間パソコンを開いて仕事を始められるため、めちゃくちゃ時間効率が良い。
仕事大好き人間の私にとっては最高。
・周りの人を気にしなくて済む
パジャマで仕事をしていても寝っ転がって仕事をしていても、鼻歌唄いながら仕事してても、誰にも何も言われない。
フェイスパックしながら仕事もできる。カフェで隣の席の女の子がフェイスパックしてたらびっくりするはず。
携帯からのマーケティング作業も多いため、私はよくソファーでくつろぎながら個人のSNSで情報発信している。
何かと動き回っている私にとっては同じ姿勢を続けるのがなかなかしんどくて…。
ミーティングの電話してる時とはめちゃくちゃ部屋中歩き回りながら話してる。あれってなんでなんだろう。
共感できる人は教えてほしい。
・自分のタイミングでしたい仕事に取り組める
パソコン作業中に、「そうだ、これもしないと」って思う時が私にはよくある。
私の場合は、制作の仕事もしているからカメラをいじったりプロダクトの確認をしたり。
ブログの記事も、全く違うトピックの記事2本を行き来しながら書いていることも多い。
自分のタイミングで思いついた時に動けるから仕事が後に残らない。
・通勤時の渋滞に巻き込まれなくて済む
フリーランサーの場合は時間を選べるけど、とにかくあのラッシュアワーのストレスから解放されるのは大きい。
・部屋の温度調整を自分好みに合わせることができる
私は元から寒がりの上に基礎代謝も低いから、他の人の適温が寒く感じることが多い。
カフェとかだと、エアコンのせいで乾燥も酷いから肌の状態が心配になるし、目も乾燥して疲れやすくなってしまう。
加湿器を付けて、自分の適温にエアコンを設定できる環境が心地よくて仕方がない。
ちなみに加湿器は60~70%、部屋の温度は26~27度かな。スーパー省エネな私。
・家事などを途中に挟める
職場にいる時にふいに、
「洗う服が溜まっている…」って思い出すこともあると思う。
家事って家にいる時間が少なくても何故か溜まっていくもの。
前の夜に洗い忘れていた少量の食器も地味に面倒くさい。
仕事中なのに、家に帰ってからの仕事も考えて気が重たくなってしまう。
家で作業する場合、気晴らしとして部屋を少し片づけたり、洗濯をしたり、棚を拭いたりと、集中力が切れた時に時間を有効活用できる。
フリーランサー・ノマドワーカー 家で仕事をするうえでの注意点
・一人での仕事は自分との闘い
カフェとかコワーキングスペースだと、周りに自分と同じように仕事をしている人がいるから気を張るけど、家ってなかなか誘惑が多い。
筋トレに関してもよく似てると思う。ジムで周りの人たちが頑張っていると自分も頑張れるけど、一人だとサボってしまうことも多い。
気が散りやすいタイプの人は家での仕事はオススメしない。
・たまに寂しくなる
前に比べるとだいぶ少なくなったけど、私はたまに一人で仕事をしている時に猛烈に寂しくなる。
我慢できない時は賑わっていて自然光や色が多めのカフェに行く。最近だと部屋を明るくして、カフェらしいジャズのBGMを流すことで引きこもりがヘッチャラになってきた。
ちなみに、私が一人で寂しい時によく行っていたチョコレート専門カフェがこちら↓
・不規則不摂生になりがち
「あれ、今日まだ何も食べてないわ」
って気付いた頃には夕方5時とか私にとってはよくある話。
時間の拘束がないため夜中までずっと仕事もできるし、起きる時間も自由なぶん、生活リズムは乱れやすい。
最近始めたブログにドはまりして、記事を書いているといつの間にか外が明るくなっていることも。
私は外出する予定などを入れて、生活リズムを保つようにはしているけど、本当に集中したい時は正直あまり時間は気にしない。(本業のモデル業に響かない程度にね。)
仕事人間にもなると作業を始めると止まらないことも多いはず。これを良いと考えるか悪いと考えるかは自分次第。
フリーランサー・ノマドワーカーとして生きる 最後に
1日を見直してみると、無駄に使ってる時間って意外と多いもの。
作業効率が上がると自由に使える時間も増え、私は以前に比べてプライベートの時間も大事にできるようになったと思う。
家に最強のオフィスを構え、仕事とプライベートの両方を充実させれるフリーランサーを目指していきたい。
引きこもり万歳。