ホーチミン中心部を散歩中にたまたま見つけたカラフルな階段。
皆さん~インスタ映えスポット作りましたよ~と言わんばかりの作りこみ感。この先には一体何が…?
お土産屋さん「ハウス・オフ・ハンドメイド」ホーチミン高島屋から50m
ホーチミン高島屋を出てすぐのTon That Thiep通りを真っすぐ50mほど進むと左側に見えるこの階段。
幅が狭いせいか何気なく歩いていると見落としてしまう。「ほら、あのカラフルな」と言っても誰もピンと来てくれない。
階段前にある電子看板↓
もはや何をハンドメイドしているのか分からない。食べ物屋さん?洋服屋さん?と考えつつ、可愛い階段に魅了され興味本位で上ってみた。
階段から直結のドアを開けると広がるハンドメイドの雑貨屋さん。自己主張の強いカラフルな階段とは打って変わり、温白色のライトに照らされた落ち着いた空間が現れる。
ディスプレイの仕方がお洒落なうえに、置いているもののクオリティーも高く感じる。ベトナムらしい物が多く、お土産として買えるものがほとんど。時間的なこともあってか、お客さんは私一人だけだった...
と時間帯のせいにしたいところだが、3回行って3回とも私一人だった。きっと穴場すぎるうえにマーケティングがうまくいっていない。こんなに可愛いのに勿体ないな。
このお店のものは全てハンドメイドで、数多くのローカルサプライヤーさんから品物を仕入れているとのこと。
意外と大変、お土産ショッピング
旅行に行くうえで大事なお土産ショッピング。
旅の目的を聞くこともせず「お土産待ってるで」という図々しい奴は毎回必ず一人はいるものだ。そんな面倒くさい奴らのためにも、コスパの良いお土産屋さんは知っておきたい。かと言って毎回買う物が被ってくるお土産ショッピングは意外と厄介で、大事な旅の時間を削られがち。
買う側の苦労があれば貰う側の苦労もある。お土産で頂くものって「う~ん可愛いけどいらんな~」ってものが結構多い(失礼極まりない)。そして捨てることもできない。貴重な時間とコストをかけて見つけたものだから、相手のためになるものをあげたい。
今回はふらっと立ち寄ったこの穴場お土産屋さんで、個人的に素敵だと思った商品をいくつかピックアップして私が実際に使うかどうかを考えてみた。
お土産の実用性
・サイゴンマグカップ 実用性〇
私は海外に行く度に、その地域限定のマグカップを買って帰る。スーツケースに入れる際は少し気を付けないといけないけど、あったら意外と使う物。集めたマグカップを横に並べて飾っても可愛い。
・コンパクトミラー 実用性〇
かーわーいーいー。刺繍が施されたコンパクトミラー。デザイン性は良いけど、個人的にはもう少し大きめのサイズが好み。縫製のレベルが高いベトナムで素敵な刺繍のお土産はアリ。
・ノート 実用性△
「こちらが新作です。ベトナムらしくて可愛いでしょ~」と嬉しそうに伝えてくれた店員さん。ノート自体の実用性は高いと思うけど、ありきたりなお土産の一つ。今でも私の実家には頂いたお土産ノートやメモ帳たちが押し入れでぐっすりと眠っている。
・ポストカード 実用性△
お店の真ん中に置かれていたこともあり、入ってすぐに目についた。綺麗だし可愛いし、本当に素敵なデザインだと思うけど、私が最後にポストカードを使ったのはいつだろう…。思い出せない…。デジタル化って怖いね。
・布トートバッグ 実用性◎
折りたためるタイプのトートバッグは実は非常に便利。かさばらないし、パッキング時に小物を入れて包むこともできる。
ちょっと派手目なデザインだけどパンチが効いててベトナムらしさが出てるのも好き。デニムスタイルのカジュアルコーデならファッションアイテムとしても使えそう。
他にもベビー服やパソコンケース、ドライフード、オーガニックスキンケア、キッチン用具とバラエティー豊富な品揃えで、見てるだけでも楽しい。
お土産ショッピングのコツ
・直感でいこう
これ良いかも!と思っても「いや、今から色々見るし、また戻ってきたらいいか」とついつい思がち。私の経験上、8割5分戻ってこない。旅の時間は限られているし行きたいところは他にも山ほどある。最初に見たところって意外と印象に残りがち。
後悔度の大きさ↓
「まだ買わんで良かったかぁ」 < 「うわ~買っとけば良かったわぁ」
・数個余分に買っておこう
会社の上司や先輩など、付き合い上必ずお土産リストに入っている重要人物(表面上)。家族や友人など、本当に喜んでもらいたい重要人物(本命)、そんなつもりはなくても何故かリストに書き忘れてしまう重要人物(予備軍)。
「あれ、あの人に渡すのないわ…」と帰国後自宅のリビングで気付いた頃には既に手遅れ。簡単に戻れる距離でもない。良いと思った商品の色違いや味違いはそういう時に非常に役立つ。
・自分自身が今すぐ使いたいと思うものを買おう
自分と他人って案外同じことを考えているもの。自分は使わないけど他の人は使うかも、はNG。欲しい!便利!って物を買おう。
「ハウス・オブ・ハンドメイド」でのんびりと
観光客で溢れかえっている他のお土産屋さんとは違って、ゆっくりと静かな時間が堪能できた。ホーチミンに来る際はお土産ショップ案として参考にしてもらえたら嬉しい。
階段はかなり急だから降りる時はくれぐれも気を付けよう。幼少期こういうカラフルな滑り台でよく遊んでいた気がする。
お店情報
今回のお店の詳細がこちら↓
"House of Handmade"
住所:60 Ton That Thiep, Ben Nghe, District 1, Ho Chi Minh 営業時間:9:00~21:00