ノマドモデル流🦋英語上達法 × 海外で自由に生きる

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MODEL STORY

タイトルなんてどうでもいい。 7日目 美男美女パーティーうきうきパラダイス

2020年4月6日

海外モデル契約90日

7日目:美男美女パーティーうきうきパラダイス

 

昼過ぎからあったオーディションを終え、夜ルームメイト4人揃ってアパートに帰宅。

金曜日の夜。

モデル界は特に週末とか関係なく仕事が入るんだけど、街は完全に週末のパーティームードに包まれていた。

ひょろひょろロシア美女:「今夜のモデルナイトは当たりだから、カリナもおいでよ!」

出た、噂のモデルナイト。

ルームメイトのパリピ美女たちは夜な夜な遊びに出かけていて、

ほぼ毎晩リビングでミーティングが開かれている。

「今夜はどのプロモーターから誘いが来てる?」

「どのクラブがアツい?」

「他のモデルはどのクラブに行く?」

「どこのバーのご飯が美味しい?」

「あのプロモーターはキモい」

とかそういう会話を毎晩聞いている私。

プロモーター。

最初は全く何のことか分からなかったけど、どうやら、モデルをクラブやバーに招待する人のことらしい。

彼らの仕事はモデルを必要としているクラブを探し、私たちモデルを呼ぶことでそのクラブのステータスを上げること。

その代わりに私たちは無料で飲み食いができるシステム。

「モデルが来るクラブ・バー」として売り込みたい場所は多く、街のあらゆる所でモデルナイトが開催されているため、私たちは毎晩無料でご飯を食べたりお酒を飲むことができるらしい。

プールパーティーやルーフトップパーティー、ホテルラウンジ、アンダーグランドなど場所も聞いた感じ様々。

プロモーターも街中にいるみたいで、そのコネクションさえ掴めば毎晩ただでパーティーに参加できる。

海外のモデル界をまだ理解していない私からしたら、夢のような話に聞こえる。

この1週間海外契約の過酷さしか見てないけど、やっとのことでモデルらしい特権を目にすることができそう。

私もずっと行きたかったけど、現地に到着してからそれどころじゃなかった。

明日は仕事もないみたいだし、行ってみようかな。

今夜のモデルナイトの開催地は街でも有名な高級ラウンジで、うちの事務所だけではなく他事務所からもモデルたちが集結するらしい。

プールのある野外ラウンジで開催されているらしくて

美女たちが部屋で準備をしながら、

うちの事務所のメンズモデルたちも後で来るとか、どこどこ事務所はイケメンが多いとか、今夜はあのイケメンの彼が来るとか、

パリピ美女たちがキャーキャー言ってるんだけど、私は新人過ぎて誰のことを話しているのかさっぱりで、いつも以上に気合を入れて準備をする彼女たち。

私も負けじと自分が日本から持ってきた限られた服をあさり、化粧をして髪をセットして、自分の持っている一番高いヒールを履いて、

ヒールを履いたところで私が一番チビなんだけども、

彼女たちと一緒にタクシーに乗った。

 

夜11時。

さすが週末だからクラブの前に既に長い列が出来ていて、

私たちはその列をすり抜けていって、

他の並んでいる一般のお客さんたちが、なんだこいつらは、

みたいな目で見てるんだけどそれもお構いなしに

慣れた様子で入口に向かって歩いていくルームメイトたち。

その後ろを必死についていく私。

足の長さが違うってこういう時不利だよね。

セキュリティーの男性に事務所名を伝えるとすぐ中に案内してもらえた。

こんな簡単に通してもらえるんだ。

IDチェックすらなかったけど。

モデルの特権は強いみたい。

会場に入って私は言葉を失った。

なんなんだここは…!

超綺麗な野外ラウンジ。高級感が出ていて、

会場ど真ん中に大きなプールがあって、奥の大きなステージではDJが曲を回していて、

お客さんたちがその前で踊っていた。

で、私たちはその横の大きいVIPらしきスペースに案内されて、

また私は言葉を失った。

そのVIPにいるのが全員美女。

美女に美女に美女。右を見ても左を見ても海外美女。

今日のオーディションで見た顔がちらほらといて、

ただオーディションの時よりもみんなちゃんとドレスアップしているから更に美人。

席に着くとメニューが渡され、どれをオーダーしてもいいとか。

ここにきてやっとちゃんとしたご飯が食べられる。

この1週間ろくなものを食べてないからと思って、とりあえず肉をオーダーする私。

モデルナイトで肉…。

魅力の欠片もないけどそんなことはどうでもいい。

他のルームメイトも寿司だったり、シーフードサラダだったりデザートのケーキをオーダーしたりして

待っている間にお酒が注がれる。

これ全部タダなんだ…。

ソフトフェイス美女:「今からメンズたちも来るから~」

30分程するとゾロゾロと背の高い男たちが入口方面から歩いてきた。

とりあえず目立つ集団ですぐにモデルって分かったんだけど、

これがまたイケメンにイケメンにイケメン。

190センチ前後のメンズモデルばっかりでみんな鍛えてるからガタイもやたらいいし、

肩幅が広くトイレのマークみたいに綺麗な逆三角形が出来上がっている。

欧米人や黒人、ラテン系、アジア系、ミックス。

様々なルックスの巨人たちがいて、

中にはがっつりタトゥーが入っているモデルやロングヘアや髭を生やしていたり、ちょい悪イメージのメンズモデルも多くて、それがまためちゃくちゃカッコいい。

美男美女たちに完全に圧倒される新人モデルの私。

なんなんだこの華やかな世界は!

世界の契約を勝ち取っている子たちがここに集まっているんだな。

隣に座っていたルームメイトたちがすぐに立ち上がって、メンズモデルたちにハグをして挨拶をしていた。

全員友達かい。

流石パリピ美女たち。

それにしても全員ルックスのレベルが半端ない。

VIPにいる私たちはバーからも特別扱いをされるし、モデルたちの集まりの中に自分が入れていることも嬉しくて、

これこれ~私の夢見てたモデル生活ってこれ~!

って1人上機嫌になって

この数日間に私が経験した過酷さが一気に吹っ飛んだ。

ルームメイトたちにいろんなモデルに紹介してもらって、

男女問わず、どこの事務所に入っているかとか出身地はどことか話して、

そのうちお酒も入ってきて、みんなが躍りだして、あちこちで美男美女たちがチューをしてて、プールに飛び込む人もいるし、

半端ない光景が目の前に広がっていた。

途中からプロモーターもVIPテーブルに参加。

若くていかにも金持ちお坊ちゃんっていうようなイケイケな男の人だった。

モデルの顔を覚えている彼は私を見てすぐ新人と分かったみたいで話しかけてきた。

イケイケプロモーター:「どこ出身なの~?」

日本と伝えるとかなりテンションが上がる彼。

国にもよるらしいけど、日本から海外に出ているモデルは世界的にまだまだ少なくて、日本出身のモデルに会うことが珍しいらしい。

イケイケプロモーター:「オレの親友たちがあそこにいるんだよ!」

彼の指さした先を見るとステージ上でノリノリに踊る酔っ払った若い男たちがいた。

やべえ、パリピの集まりだ…。

そのまま彼に手を引っ張られて、酔っ払いたちに抱っこされる形で私もステージに引き上げられて、みんなの前で踊らされて、

何か最近よく踊らされてる気がする。

で、そこにちょうどルームメイトのソフトフェイス美女が前を通ったから、

助けを求める形で彼女を巻き込んで、

まさかの新人モデル2人がステージで酔っ払いのプロモーターたちと一緒に踊るっている。

新人ということもあってか皆私によくしてくれて、

契約開始後初めてじゃないかっていうぐらい楽しい時間で、あっという間に夜中2時。

 

トイレに行くとレディースモデルたちが鏡の前でみんなでセルフィ―を撮っていて、ちょっとしたトイレパーティーが開かれていた。

彼がかっこいいとか、今夜は彼とチューしたいとか、誰が誰と寝てるとか、先週あの2人が一緒に帰ったとか、

私はトイレで用を足しているだけなのに入ってくる情報量が半端ない。

噂ってこうやって広がっていくんだな。

 

ちょうどトイレを出たところに、メンズモデルがレディースモデル2人と話しているのが目に入った。

背が高くて色白で、くせ毛っぽいブロンドヘアの欧米美男子がこっちを向いて私に声をかけた。

スリ―サム男:「あー!この前の女の子じゃん!」

この前私たちのリビングで寝ていたスリ―サム男だった。

ま~今夜も綺麗な顔をしていらっしゃる。

あの貞子姿を覚えられているのかって考えたら恥ずかしくなったけど…。

スリ―サム男:「新人ちゃんだよね~」

彼がフレンドリーに私に話しかけたことで明らかレディースモデル2人の表情が曇った。

流石プレイボーイはそれを瞬時に察して、女3人に上手に話をふって、

ちょっとした腕の良いMCみたいになってて。

スリ―サム男:「どう?もう新しい環境は慣れた?」

慣れる時間すらなかった1週間だったけど、とりあえず適当に相づちを打つ私。

どういう流れか覚えてないけど会話開始早々恋愛トークになり、

スリ―サム男:「彼氏とかいるんだったら今のうちに別れておいた方がいいよ。こんな環境じゃ彼氏とか彼女作れないよね。」

いや余計なお世話だわって思ったけど、レディースモデル2人は彼の言うことに笑っていて、私は苦笑い。

確かに周りを見渡す感じ誘惑は多そう。

夜な夜な遊びに行くルームメイトたちの気持ちが分かった。

そして私は日本出身ってことから、この日から他のモデルやDJたちに「Ninja」って呼ばれるようになった。

なんて単純なニックネームなんだ。

 

モチベーション

★★★★★★★7

ピュア度

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★29

美男美女のレベルの高さ

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★20

このストーリーは実話に基づいています。

次のお話↓

タイトルなんてどうでもいい。 8日目 地獄の抜き打ちテスト

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前回のお話↓

タイトルなんてどうでもいい。 6日目 人生初めての気絶か

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スリ―サム男との出会い↓

タイトルなんてどうでもいい。 2日目 力尽きるスリーサム男

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