好きなことは趣味としてすればいい。
そう考える人もいるけど、趣味ではなくそれを収入源にできれば、自分の好きなことに四六時中没頭することができるし、
それ程幸せなことはないと私は思っている。
私は大学を卒業してからずっとクリエイティブ系(自分を表現する仕事)で食べてるんだけど、そんな私がしているクリエイティブをマネタイズするコツを考えてみた。
クリエイティブな仕事で生きていきたい人の参考になれば嬉しい。
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クリエイティブな仕事 価値を考える
アートをマネタイズすることは悪いこと?
先日、自分がかなりビジネス志向であることを指摘された。何か好きなことがあればすぐにそれを収入源にしようとする癖がある。
アートをマネタイズしようとしてる時点でそのアートの価値が下がるって言う人は多いんだけど、生きていくためのツールとしてお金は絶対に必要なわけで、個人的には自分の好きなことに時間を作り続けるためにはそれのマネタイズは必須だと思っている。
ピカソがそのいい例だと思っていて、彼は自分のアートをいかに知ってもらいマネタイズをするかを考えた人。
もちろん遅かれ早かれ彼の画才は開花されていたんだろうけど、多くのアーティストは歴史上の人物になった後に高い評価をされることが多い。
クリエイティブな仕事 種類
表現の仕方は無限大
クリエイティブな仕事って言っても数えきれない程種類があって、自分の表現の仕方は無限大だと思う。
絵や歌、文章、DJ、動画制作、あるいはダンス、ヨガなどでも自分を表現できる。
私は業界上、クリエーターさんたちに囲まれていて、日々彼らのこだわりを目にしているからとても良い刺激をもらっている。
クリエイティブを仕事にした私のきっかけ
幼い頃から作ることが好きな私は、母親の画力を受け継いだのか、アメリカの高校時代に全米美術コンテストで賞金を頂いた経験がある。
ちなみに最終的にその賞を勝ち取ることはできなかったんだけど、理由は後々分かったことで、
その時のコンテストのテーマが「愛国心」で、模写が得意な私は当時大統領だったオバマ氏をめちゃくちゃリアルにキャンバスど真ん中にオイルペインティングで描いて、その周りにアメリカの象徴である国旗や鷲をめちゃくちゃリアルに描いた。
で、私が良かれと思ってオバマ氏を描いたことが裏目に出てしまい、共産党派と民主党派で大きく分かれるアメリカは、民主党派のみの支持を私がしていると受け取ったのか、愛国心に欠けるという判断が下されたんだと思う。(後々周りに言われたこと)
アメリカってそういうところ難しんだな。
数週間してコンテスト主催者から、
「貴方の絵に心動かされた。是非次のステップに進んでもらいたかった。それを叶えてあげられなくてごめんなさいね。」
落選通知と共に意味ありげな手書きメッセージ、そして金額の書かれた小切手が添えられていて、少額ではあったんだけど私はそれを大学の授業料に当てた。
きっとその小切手をくれた彼女は民主党主義だったんだと思う…多分。
残念ながら、抜けている私は何故かその絵の写真を一枚も撮っていなくて、今その絵がどこにあるのか、誰が持っているのか、存在すらするのかも分からない。
私にとって入賞することよりも主催者の彼女の心を動かしたことが嬉しくて、
正直残念とも何とも思わなかったし、きっと将来的に自分はデザイン会社など何かを作ることで自分を表現して人の心を動かせる仕事に就くんだろうなと思った。
今はモデルとして、写真の中で自分を表現する仕事をしている。
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クリエイティブな仕事ほど価値を測るのが難しい
好きなことが人々の問題解決をするためのものならマネタイズは比較的しやすいんだけど、
娯楽が主なクリエイティブ系の仕事ほど何を基準に価値を表すのかが難しい。
アーティストなら自分で絵や曲に対しての単価を決める必要があり、フリーランスモデルの私も私自身で仕事単価を決めている。
その中で、妥当な金額を言わないといけないし、その金額を払うクライアントに払う価値を定めてもらわないといけない。
ノマドモデルの私の主な収入源:
・モデル業
主にファッションブランドのモデルを担当させていただいていて、新作発表用の洋服モデルがメイン。
・コンテンツ制作業
モデル業と並行で、どのようなコンテンツを作るかというコンセプトを提案し、撮影時のディレクションなど制作する側に回らせて頂くことも最近では多い。
企業の利益に繋がるために私がどのように商品を見せれるか、その商品を上手く見せるためにどのクリエーターさんが適しているかなどを考えて、作品を作っている。
・プロモーション業
最近ではインフルエンサー業としてのオファーを頂くこともあり、自分のソーシャルメディアを使って商品を説明したり紹介したりしてブランドの認知度を上げるお手伝いをしている。
・ライティング業
ブログを始めて自分の考えを言語化するようになってから、日本人サポーターからメッセージを頂く機会が驚くほど多くなった。本当に有難い限り。
言葉の力って凄いんだなと改めて実感したのと共に、まさか筆者の見た目の分からないブログがモデルとしての私のブランディングに繋がるとは思ってなかったからそこにも私は驚いた。
本当に人生何事もやってみないと分からないんだなと実感する日々。
クリエイティブをマネタイズするコツ
・マーケットバリューを割り当てる
モデルの私の場合、全くの的外れの金額を提示してしまうのを避けるために、まず自分のいる地域でのモデル単価がいくらなのかのリサーチして把握する必要がある。
・自分を客観視する
マーケットバリューが分かれば次は自分自身のスキルにどれぐらいの価値があるのかを考えることが必要。
平均以下のスキルの場合、仕事単価を安くしてスキルを身に付けていくことで徐々に単価を上げることが可能。
そして何よりも大事なのが↓
クライアント目線でのニーズを考える
どれだけ価値があるものを自分が提供できたとしてもクライアントのニーズに合わなければその自分の持っている価値はゼロと同じで、
企業にとって一番分かりやすい利益という数字にどう繋げれるかが明確になれば、売り込み方や自分のクリエイティブ力をどう利用するかが分かるようになる。有難いことに私が関わっているコンテンツ制作はモノやサービスを宣伝する上で絶対に必要な物。
クライアントが何を必要としているのか、そこに投資する価値はあるのかなどを一緒に考え理解することで、自分のできることの幅が広がることが多いし、明確な判断ができる。
クリエイティブをマネタイズする 娯楽は強い
結論から言うと、娯楽は食料や家など生きるために必要なものとは言えない。
コロナで不景気の中、広告費やコンテンツ制作費を下げている企業が多いのもそれを証明している。
けれど、一番お金のかける必要性がない娯楽が人の心を一番動かすというのも事実で、それを上手く利用する方法を見つければクリエイティブな仕事で食べていくことは可能。
面白いことを常に発信する
娯楽の強み
人は自然と面白いものに引き寄せられる。何か面白い情報を発信しているといつの間にか仕事オファーを頂いていることも多いと思う。
コロナの影響で更に時間に余裕がある人が多くなった今こそが娯楽を求められている時にも感じられる。
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